今日九月九日は、重陽(ちょうよう)の節句です。
大人の雛祭りで「後の雛」とも言います。
一番大きい陽の数である9が重なるためこのように言います。
三月の雛祭りでは「桃」や「桜」ですが、重陽の節句では季節の花「菊」になります。
重陽の節句の楽しみ方は
「菊合わせ」
菊を歌った和歌を競ったり現在でいう「菊花展」のような開き菊の美しさを競います。
「菊の被綿(きせわた)」
菊の花に綿をかぶせて一晩、綿に菊の香りのする夜露をたっぷりしみこませ、その綿で肌を拭いて健康や長寿を願います。
「菊酒」
お酒の杯に菊の花を浮かべて香りを楽しみながら味わいます。
などがあります。
ちょうど当社で衣裳が菊尽くしのおひなさまが出来上がってきたので菊の和菓子と一緒に取ってみました。
この衣裳は、金彩加工と刺繍で雲と菊の文様を表現しています。
定番サイズで間口75~85㎝くらいに飾られるお人形で業者にも大変人気のあるおひなさまです(^^)
こちらの分は、手の平サイズのおひなさまです。当社で一番小さいおひなさまです。小さいですが衣裳や着せ付けなどは他のサイズのお人形と一緒です。昨年より販売開始した商品です。
10月下旬よりいよいよお店でも雛人形を販売予定です。お店も華やかになりますので是非ご来店下さい。